「採用候補者の母集団って、こうやって増やすのか!」キーワードは、発想の転換
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優れた人材を採用したいなら、限られた選択肢から選ぶのではなく、なるべく多くの選択肢から採用すべきです。そのために必要なのが、「母集団を増やす」こと。前回の記事(http://www.hrreview.jp/recruiting/1200/)では母集団を形成するための工夫として、「人材データベースの活用」「SNSの活用」「社員紹介」について述べましたので、今回はそれらを踏まえた上で、さらに母集団を増やすためのヒントをご紹介します。

 

1 人が集まる場には、とにかく参加する

異業種交流会や同窓会、仲間内で開かれるパーティー、外部のセミナー、勉強会、イベントなど、人が集まる場に積極的に顔を出し、とにかく新しい人脈をつくります。出会った人には事業の構想等を話して周りに優秀な人材がいないかを尋ねて回ったり、SNS等でつながっておきましょう。

 

2 スキルの高い社員による勉強会やイベントを開催する

エンジニアによる勉強会やハッカソン、マーケターによるセミナー、社長が語る創業秘話、敏腕広報による広報術など、社内でスキルの高い社員を講師としたセミナーや勉強会、イベントを開催します。開催するイベントによって出会える人のタイプも変わりますが、いずれにしても、スキルを磨きたい人やビジネスパーソンとして成長したい人など、働くことに対する意識の高い人と出会えるでしょう。

 

3 社内の取り組みは、外の世界に拡散する

イベントや勉強会、部活動、プレスリリースなどは積極的にFacebookなどのSNSを活用して拡散します。その際、企業アカウントからではなく、社員それぞれの個人アカウントから情報を発信することがポイントです。“企業広告”だと認識されにくいので、多くの人が純粋に「面白そうな会社」だと認知してくれるでしょう。

 

母集団を増やす方法を難しく考える必要はありません。少しの手間と、発想の転換があれば、一度接点をもった人を「将来仲間になるかもしれない候補者」として捉えられます。たとえその人自身が仲間にならなかったとしても、仲間になる人を連れてきてくれる可能性があります。また、出会った人の心をつかみ続けられるよう、タイミングよく連絡したり、SNS等で自社の情報に触れられる状況をつくりましょう。そして、しかるべきタイミングで口説くのです。

 

最後に、ある大手IT企業の事例をご紹介します。

<採用課題>

クリエイターの採用

<工夫点>

候補者が一定の条件を満たしていたら書類選考を免除し、採用担当者が候補者の希望する場所に行って面接を実施。

<結果>

・忙しくて来社時間のない優秀なクリエイターと接点をもてるようになった

・この取り組みがニュースサイトに取り上げられた

・ニュースサイトに取り上げられたことで、クリエイターを採用しているという事実が広く認知されて応募数が増加し、優秀な人材を採用できた

 

母集団は少しの工夫でいくらでも増やせます。トライ&エラーを繰り返すことで自社に合ったやり方を見つけて、優秀な人材を採用できる土壌をつくってください。

 

(文:田村朋美)

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