【海外事例】ITビジネス成功者たちによる“失敗しないエンジニア採用方法”
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近年、ITスキルを持った人材は、企業や組織の規模・業種に限らず引く手あまたの状態です。特にリクルーターやIT関係の企業は、高いITスキルを持つ人材を熱心に探しています。しかし、技術力の高い人材を採用したものの期待していたほど成果が出ない、ということはありませんか? ITスキルを保有している人材を確保することは採用側にとって重要な課題ですが、採用するだけで、業務の効率化やITビジネスの成功につながるわけではありません。

今回は、ITビジネスで成功した企業の経営者が語る、「ITビジネスを成功させるエンジニアが持つ“技術以外のスキル・特徴”」についてご紹介します。

分析力

「“分析力”はITエンジニアが必ず持つべきスキルだと思っています。ソリューション開拓の際には細かい問題の解決よりも、全体的な傾向や問題点を可視化させ、ほかの人にも伝えられなければいけません。」Richie Lauridsen(オペレーション統括部部長)- SEOhaus *1

共感できる能力

「私の経験上、共感できる能力はITエンジニアにとって非常に重要なスキルセット(能力)です。顧客やエンドユーザーが抱くであろう気持ちを想像し、共感することで、問題への理解や関心が深まります。問題を明確化し、解決・改良に導くためにも必要な能力だと言えます。」Yehuda Cagen(カスタマーサービス部部長)- Xvand Technology Corporation*2

コミュニケーション能力

「この業界に30年いますが、プログラマーとしての私のスキルアップを助けてくれたのはコミュニケーション能力でした。聞き手に対し簡潔・明快に答えられるコミュニケーション能力は、ビジネスを成功させるための不可欠で、早々に身に付けておくべきです。なぜなら、それは会話だけでなく、メールや電話、ミーティングなど仕事におけるすべての業務時間やコストに影響を与えるからです。私は若手社員に対し、簡潔・明快なコミュニケーションスキルを身に付けるための研修を定期的に行っています。」Kevin Carlson(副代表取締役/CSO)- Optaros Inc*3

プレゼンテーション能力

「プレゼンテーション能力の有無によって、チームや部門のアイデアを世の中に広められるかどうかが決まります。プレゼンテーションを失敗したエンジニアは『この素晴らしさを聞き手が理解できていない!』と言うことがありますが、それは単にプレゼンテーション能力がなかったことを示しています。優秀なプレゼンターはIT知識のない聞き手に対しても、画像や動画、言葉を適切に選び、わかりやすく伝えることに長けています。」Jon Eberly(CEO)- Clock Four *4

起業家精神

「私は起業家精神こそエンジニアが持つべきスキルだと思っています。これはスキルというよりマインドセット(物事の考え方・捉え方)に近く、物事の捉え方によってはトラブルがチャンスとなりチャンスがイノベーションへと変わっていきます。IT業界においてイノベーションを起こすことは規模の大小を問わず組織の価値を高めてくれるのです。」Ara H. Bagdasarian(CEO)- Omnilert *5

 

2014年に、CareerBuilderが2,138社の人事部長を対象に行ったエンジニア採用に関する調査によると、大方の回答が「ある特定の技術に長けている人よりも、会社のカルチャーに合う人を重視する」というものだったそうです。また、CareerBuilderのCHORosemary Haefner氏はこうも語っています。「どうすれば採用した社員が早く会社になじみ、仕事に対して責任を持った行動を取らせられるか。どうすれば効果的に彼らをリードして動機づけできるかを考えることも、採用担当者の重要な業務です。」

エンジニアを採用する際は、ITビジネスを成功させるエンジニアが持つ“技術以外のスキル・特徴”も考慮に入れ、人材要件を設定することをおすすめします。

 

IBM、Apple、GE softwareなど有名IT企業の採用マネージャーが、書類選考や面接時に重視するエンジニアのスキル・特徴 トップ10

  1. 努力する力・強い労働意欲– 73 %
  2. 誠実さ– 73 %
  3. ポジティブ・前向きな姿勢– 72 %
  4. 自発的な行動力– 66 %
  5. 集団・チームでの協調性– 60 %
  6. 優先順位を把握する力– 57 %
  7. プレッシャーへの強さ– 57 %
  8. コミュニケーション能力– 56 %
  9. 臨機応変な対応力– 51 %
  10. 自信のあらわれ– 46 %

 

また、同調査では、エンジニアの職務経歴書に、以下の10単語が盛り込まれているかを採用マネージャーは確認しているとありました。

エンジニア採用の書類選考時に確認する単語 トップ10

  1. Achieved(達成した)
  2. Improved(改良・改善した)
  3. Trained/Mentored(指導・訓練した)
  4. Managed(管理・マネージした)
  5. Created (制作した)
  6. Resolved(解決した)
  7. Volunteered(ボランティア活動をした)
  8. Influenced(影響を与えた)
  9. Increased/Decreased(増加させた/減少させた・縮小させた)
  10. Negotiated(交渉した)

 

まとめ

エンジニアを採用する際には、ITスキルや資格の保有を確認するのと同様に、個性や特徴を観察することが重要です。職務経歴書に目を通す際は「開発プロジェクトチームに入っていた」などという、技能面に関する記述だけでなく、プロジェクトの目標達成にあたりどれほどの期間、予算、手段を使って、どのように取り組んだのかという具体的な事例から、その人の個性や特徴を見逃さないようにしましょう。

 

(翻訳、編集:望月美奈子)

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引用:

*1  SEOhaus(http://www.seohaus.com/

*2  Xvand Technology Corporation(http://www.xvand.com/

*3  Optaros Inc(http://www.optaros.com/

*4  Clock Four(http://www.clockfour.com/

*5  Omnilert(http://www.omnilert.com/

The non-tech skills needed to succeed in IT(http://advice.careerbuilder.com/posts/the-nontech-skills-needed-to-succeed-in-it

The skill set more than ¾ of employers want(http://www.theworkbuzz.com/get-the-job/interviews/the-skill-set-more-than-%C2%BE-of-employers-want/

A New CareerBuilder Survey(http://www.careerbuilder.com/share/aboutus/pressreleasesdetail.aspx?sd=4/10/2014&siteid=cbpr&sc_cmp1=cb_pr817_&id=pr817&ed=12/31/2014

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