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採用・人事領域の最先端研究を行うビズリーチHR研究所の研究員が、7月30日(土)~8月5日(金)の間、さまざまなメディアに掲載された「採用」「人事」「社会」に関する記事から、採用・人事担当者に役立つ注目の記事をピックアップ。
採用・人事領域の専門家である研究員の視点から、解説を行います。


【シート付】どんなにニッチな人材でも獲得するピンポイント採用の極意
(HR NOTE)
https://hcm-jinjer.com/media/contents/contents-1894/

■ピックアップ早読み

記事冒頭に登場するシートは、採用に有効な手法を確認するときに非常に有用です。なお、自社の取るべき採用手法についてメリット・デメリットをふまえて理解するには、同じ「HR NOTE」の記事「『採用単価×採用工数』などのマトリクスで理解する9つの採用手法」(2016年8月2日付)も参考になるでしょう。

■研究員の見方

まずは自社の採用課題を明らかにしたうえで、「現在の採用手法は何を目的にしているのか」「その効果を挙げられているか」「対応できていないものは何か」などを整理しましょう。すべての手法が網羅されているわけではないので、自分なりに追加しながら、自社の抱える採用課題に合わせたシートを作成してもよいでしょう。


心理学で解説、デキる部下は上司を上手く「見切って」いた
(ダイヤモンド・オンライン)
http://diamond.jp/articles/-/96978

■ピックアップ早読み
最近注目されている、成人分野の発達心理学。「上司は部下を理解するのに3カ月かかるが、部下は3日で見抜く」といわれていますが、はたしてその言葉が示すものは……? 上司を理解したうえで自分の取るべき行動を考えるのが「デキる」部下であり、そのような人材を育てるにはどうすればよいのか、成人分野の発達心理学ベースで解説しています。

■研究員の見方
「ボス・マネジメント」理論というものがあります。部下が上司をマネジメントするという考え方で、MBAでは当たり前のように学びます。この理論については、リーダーシップ/企業変革論の大家であるジョン・P・コッターの論文や『リーダーシップ論』などでも詳しく読むことができます。この両論をあわせて読むと、優秀な部下、リーダーシップを持った部下の育て方のヒントになるのではないでしょうか。


平均年齢はさらに上昇!事業課題の高度化、複雑化がミドル層の転職を後押し 転職成功者の年齢調査(2016年上半期)
(DODA)
https://doda.jp/guide/age/

■ピックアップ早読み
転職成功者の年齢は年々上昇しており、すでに35歳転職限界説は崩壊したといえるでしょう。なかでも技術系、管理系の職種に関して、35歳以上の転職者の割合が全体の30%を超えるなどしており、この動きは営業や販売職などにも広がってきています。

■研究員の見方
この動きのなかで注目すべきは、管理職としてではなく「プレーヤーとして現場に降りたい」「スペシャリストとして活躍したい」と考えるミドル層の存在です。これは、彼らの選択を受容する企業が現れていることを示すとともに、企業が今後そういった多様な人材を受け入れていく場合に、従来のあり方にとらわれない人事評価制度を考えていく必要性についても示唆しています。


フェイスブックが実践する、社内政治を防ぐ5つの方法
(DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー)
http://www.dhbr.net/articles/-/4403

※記事全体を読むには、雑誌の定期購読および会員登録が必要です(定期購読者以外は、2つめのポイントまで閲覧可能)が、ぜひご一読いだきたい記事のためご紹介します。

■ピックアップ早読み

Facebook社が社内政治を防ぐために行っている5つの方法――「支配主義者などを採用しない」「『上を目指す』ことがインセンティブとならないようにする」「透明な組織を作る」「意思決定時に全員に説明責任を取らせる」「リーダーの対話、コミュニケーション不足をなくす」(タイトルは編集部が要約)について紹介しています。

■研究員の見方

グローバルに展開する企業であっても社内の権力争いによって、会社が傾くケースが出ています。社内政治を生まないための5つの方法の一つとしてFacebook社では「採用」が重視されており、「チームで働く環境に適応する能力」と「働くうえでの関心事が『会社>チーム>個人』、つまり利他であること」を確認しているようです。紹介された5つの方法は、どのような会社を作っていきたいかの表れであり、一貫性のある仕組みが必要であるとうかがい知ることができます。


「PCを使えない学生が急増」の問題点
(ITmediaビジネスオンライン)
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1608/04/news084.html

■ピックアップ早読み
スマートフォンの利用が中心となり、PCを使わない、使いたがらない新社会人や学生が増えているそうです。驚くことに、たとえOffice検定をもっていたとしても仕事では使えないケースもあるのだとか。いまや社会人の必須スキルともいうべきPCスキル。記事中では、「若者のPC離れ」というより「スキルに差が生じている」ということではないかと指摘されています。

■研究員の見方
新卒採用においては、内定時などに教育を行う企業があります。一方で中途採用では、前職で企業独自の様式を使って業務を行っていた場合、簡単な計算式すら使えないパターンも見られます。新卒・中途両方にいえることですが、PCスキルは入社後最初のつまずきとなる可能性があり、それを防ぐためには採用時のチェックや入社後の研修などのフォローが求められます


※掲載している記事のURLおよびコンテンツは、事前の予告なく変更・削除される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

文:ビズリーチHR研究所 金澤元紀

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